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2010.07.01

傲慢

  志を胸に、迷いなく、まっすぐに歩む…

私はたくさんのことを学び、感じとり、理想は天高くそびえました。今の私にとって、この理想こそ志 といえます。

 

俯瞰逆算、その理想から現実を省みて、現実は空々しいくらい乖離しています。しかし正に今、現実に目を向けなくてはならず、現実とのバランスを欠くことは許されません。

知識レベルで考えたことは所詮仮想であり、現実の真理を直観でとらえることが重要です。

乖離こそ経営を考え発展させる原点

理想と現実のかけ離れに気づき、どのように取り組むか…

大きな目標であればこそ、小手先のテクニックではごまかせず、根本的な改善が必要です。しかし、根本的な改善は目に見えず、簡単に結果は出ず、遅々として進みません。

 

     焦ることなかれ、諦めることなかれ…

     目標が高すぎる、急ぎすぎている…

 

周囲から様々な声が囁かれます。

リーダーがぶれないこと

私は、心に描いたことを実行しなくてはいられない、理想に終わらせることは決してできない人間です。しかし、一人高ぶり、ついてこれない周囲を侮蔑することは本末転倒、傲慢以外の何物でもありません。

身近なものを幸せにすることなくして、大きな志が達成できるはずもなし・・・ 志は、スタッフそしてお客様へのお役立ちの積み重ね。

まずは同志を一人一人募ること。光る、光る、磨けば光る、磨いて光らないものは照らせば光る… 目に見えない、リソースは無意識の中にたくさんあるはずです。そのリソースをいかに顕在化するか…

 

   川の真ん中の流れはとても速い…泳ぎだした川は向こう岸まで泳ぎ切らねばならない。

苦しい時はあっても、苦しい人生はない。自らの高ぶりを傲慢に変えず、反省のある毎日を過ごすこと。今の私にとって、足元をすくわれないための一番の命題です。

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