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2024.12.18

スマホアプリ納付とアクセス方法の変更

令和412月から国税の納付がスマホアプリで可能になりました。これは一定のキャッシュレス決済アプリ(○○ペイ)を通じて納税ができるサービスです。このスマホアプリ納付の専用サイトへのアクセス方法が、令和72月からe-Tax経由に一本化されます。

スマホアプリ納付とは、GMOペイメントゲートウェイ㈱が運営する「国税スマートフォン決済専用サイト」から、納税者が利用可能な支払方法を選択し、納付を委託する方法のことです。利用可能な支払方法は、PayPayd払い、au PAYLINE Pay、メルペイ、Amazon Pay、楽天ペイの7種類あります。基本的には、所得税、法人税など国税の全税目で利用できます。

 「国税スマートフォン決済専用サイト」へのアクセス方法には、現在、①e-Taxで申告書等を送信後メッセージボックスに格納される受信通知、②確定申告書等作成コーナーで申告書を書面で作成した場合に出力されるQRコード、③国税庁ホームページの該当リンクの3通りがあります。

しかし、令和72月からは、スマホやパソコンを利用して自宅等で申告から納付までの一連の手続をデジタルで完了することを目的として、②及び③が廃止されます。

②の確定申告書等作成コーナーのQRコードについては、令和716日から出力されなくなります。

令和6年分の所得税の納付で利用する場合は、①e-Taxからアクセスすることが必要です。

なお、スマホアプリ納付は、納付税額が30万円までの場合しか利用することができません。

30万円を超える税額の場合、複数回に分けて納付する、例えば、納付税額が100万円の場合に30万円、30万円、20万円、20万円の計4回に分けて納付するといった事例もあるようです。

30万円を超える場合、ダイレクト納付やインターネットバンキングによる電子納付など他のキャッシュレス納付手段がございます。

今回の内容は以上です。

税金もキャッシュレス決済を使った納付が増えてきました。納付書を使って窓口で納付されている方もまだ多くいらっしゃいますが、キャッシュレス決済は大変便利なので試しに使ってみてはいかがでしょうか。

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