2021.01.01
新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。本年もご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年はついぞ、コロナ一色で翻弄されたように思うのは私だけでしょうか。
「10月、自殺によってコロナの10か月間よりも多くの日本の命が奪われる」CBSニュースを騒がせたように、日本の自殺者は昨年11月末時点で1万9千人、昨年10月だけで2153人、前年より一か月で600人多かったそうです。厚生労働省の調べ(11月17日時点)によると、コロナによる解雇は7万人(内、製造業が1万3671人、飲食業が1万563人、小売業が9551人、都道府県別では、東京17千人、大阪6400人、愛知4千人)を超えました。さらに、総務省の調べによると、完全失業者数は10月末で215万人、前年同月比51万人増、そんな事実が影響しているのでしょうか?暗い話題はこの辺にして…
皆さん!!そんな一大旋風の中、へこたれず、腐らず、一年間、本当に、本当に、よく頑張りました!誰も褒めてくれないので、私が一生懸命、全力で褒めます!きっと、神様、ご先祖様もずっと見守ってくれていて、頭をなでなでしてくれていると思います。
努めて前向きに様々なアプローチを試みましたが、振り返ると、都度、不安を胸に、迷いながら、祈りながら、決断の連続を重ねてきたように思います。その決断が正しかったのか、誤っていたのか、その答えは、2021年度に持ち越されたように思います。言い換えれば、今ならまだやり直せるチャンス、そんな風にも考えることができます。
老若男女、経営者、従業員、学生、幼き子供たち、みんなそれぞれの立場で、何かしら自分自身の命と向き合ったのではないでしょうか。只々、走り続けていたならば、感じることなかった感覚、それは神様から頂いたターニングポイントかもしれません。今後の人生、本当に大切なものは何か?私にとって、そんな本質的な問題と向き合う大切な時間となりました。もしも、しばらくして日常に戻っていたならば、喉元過ぎれば熱さを忘れる、自分の根っこと対話する時間にはなっていなかったでしょう。
はっきりわかったことは、私の心の安寧は、売上や利益では得られないということ。私の喜びは、社員さんの成長やお客様の笑顔。こんな時代に頼って頂ける仕事があって、愛する仲間と家族がいて、追いかける理想がある、そんな幸せを噛みしめるために私は仕事をしているのだ…
皆さんは何のために仕事をしていますか?
私は神様からよく質問されます。
あなたは幸せですか?
そんな問いを胸に掻き抱きながら、さあ、新しい年の幕開けと共に、今日から第2ラウンドのスタートです。きっと昨年より、私たちは強く逞しく、しぶとくなっているはずです。自分を信じて、幸せを噛みしめながら、一歩前に!を積み重ねていきましょう。