2012.05.07
ふと気がつくと、私の心の庭は枯れ果てて、雑草も育たないくらい荒廃していました。宇宙のエネルギーが様々な事象を通して、警鐘を鳴らしてくれました。
気持ちを切り替え、自制していた緑豊かな清々しい庭に、今までの何倍もの努力をして戻してゆかなければなりません。ここまで荒廃するのに、さほど時間はかかりませんでした。何がきっかけだったのか・・・今考えても、はっきり思い出せないくらい、些細なことの積み重ねでした。
只一つ、明白なことは、心の庭をきれいにするには、弛まぬ努力の積み重ねが必要ですが、邪悪や怠惰に流れることは、砂の城のように容易に崩れること。神様は油断や傲慢を見逃しません。
私は4月の下旬、生まれて初めて体調を崩し救急車で運ばれました。まさに、不純な思考が招いた身体の荒廃です。わがままと稚心が、周囲への感謝の気持ちに完全に勝っていました。目の前の問題に行き詰まり、穏やかさを喪失し、つまりは、志を見失っていました。
「嵐に揺れ動く魂よ。どこでどのような状況にあっても、これだけは知っておきなさい。人生という大海では幸運の島々がほほえみ、陽光の降りそそぐ理想の岸辺があなたの到着を待っています。思いの舵をしっかりと握るのです。あなたの魂の帆船では、船長が眠りこけてしまい働いていません。彼を起こしなさい。自制は強さであり、正しい思いは熟練した技能、そして穏やかさは力なのです。心に向かって命じなさい。穏やかであれ!と」
~ジェームスアレン~
何度も何度もこの言葉を呪文のように唱えつつ、穏やかに思いを巡らすと、心配してくれている優しい人の顔が浮かびます。スタッフやお客様、皆様に生かされて仕事ができている・・・心からそう思えます。もう一度、一から心の庭を手入れし、不純な思いを取り払い、純粋な思いの種を植えて、志を育んでいこうと思います。