2010.05.01
業績の良い会社、悪い会社、二極化が進む中、最近、改めて再認識したことがあります。
伸びている会社の経営者と、伸び悩んでいる会社の経営者には決定的な違いがあります。
大きくあげると4つ「素直な姿勢」「決断のスピード」「明るく元気」そして最後に、「自分の仕事を愛していること」。
伸びている経営者の方は、必ずと言っていいほど肯定から入り、そして良いと思ったことはすぐに取り入れ実行されます。あまりのスピードに脱帽することもしばしばです。
逆に、伸び悩んでいる経営者の方は、同じお話をさせていただいても、今までの価値観に囚われ、必ず否定 から入ります。
そして毎月、同じ悩みを語り、同じできない理由で自分自身に言いわけし、自分を納得させます。囚われた心にはチャンスの前髪は見えません。
長い人生の中で、チャンスの神様は、どの人の前にも平等に現れます。しかし、その姿は、良い意見を受け容れようとする、明るく素直な心にしか映らないのです。
そして最後に、自分の仕事を心から愛している方の、仕事に対するこだわりは尋常ではありません。一般レベルからすれば、気がふれたのではないかと疑うほど、真摯に打ち込んでおられます。仕事に対する 揺るぎない大義が時間を忘れさせるのでしょう。
志を全うすべく、精神を病む寸前まで悩み苦しんだ時、神は微笑み、発展へといざない、神業と言われる "ひらめき" を与えて下さるのではないでしょうか。
少し悩み、考えたくらいで、努力していると納得している怠けものには、神の声が聴こえるはずもありません。
自分がどれほどぬるま湯につかっているか自覚し、現状を打破したいと性根を入れ替えることができるか・・・ お客様と向き合う度、背筋を正す毎日です。