2009.01.01
新年明けましておめでとうございます。昨年中は格別のお引き立てに賜り厚く御礼申し上げます。本年もご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
昨年は100年に1度という米金融危機が引き起こした景気悪化をもって終焉を迎えました。連日の不景気をあおるマスコミ報道には辟易しますが、経営者として今までと同じ心構えではいけない・・そんな緊張感を皆さん持っているのではないでしょうか。
こんな時こそ、雰囲気に躍らされず、具体的に何をどうすればよいのか、確実に手を打つ必要があります。
先日、盛和塾の勉強会で「不況を乗り切る5つの心構え」という稲盛塾長のお話を教えて頂きました。どれも原理原則にのっとった普遍のテーマです。
一つ、~社内の人間関係に気を配る~
不況時は普段より細やかな配慮が必要。
二つ、~あらゆる経費を削減する~
すべての経費を徹底的に見直し。
三つ、~営業に力を入れる~
トップが率先垂範して全員営業に励むべき。
四つ、~新商品の開発~
不況を次の発展のためのチャンスとする。
五つ、~創意工夫~
発展する新しい芽を創出する。
紙面の都合上、詳細をご説明できませんが、あらゆる経費を削減するという項目について色々反省させられました。
中尾会計に対する報酬は、お客様にとって、会社が良くなるための投資として位置づけられているか・・それとも単なるコストになっていないか・・コストというカテゴリーに入れば削減されるべきもの。この不況期こそ、本当に社会から必要とされているか試される時です。
全ての会社の売上が、自分のお客様にとって、そのお客様が幸せになるための投資になっていれば、経費削減など少しも恐れる必要はありません。
お客様のお役に立つ・・そんな基本に立ち返り、額に汗し努力する。背筋を正してスタートを切りたいと思います。