2007.12.01
先日、新事務所にて初めてセミナーがおこなわれました。たくさんの反省点はあれ、スタッフが一致団結して取り組んだことは何よりの財産になりました。
その際の温かい叱咤激励のエピソードを紹介します。
私の頭はほぼ金髪です。何を今更?という皆さんの声が聞こえてきそうですが、セミナーが終わって質疑応答の時でした。
中尾会計に依頼したいができない理由が所長の頭が金髪だということ。それを皆さんどう思っているのか?というご質問でした。
その方の会社のルールで茶髪禁止なのに顧問税理士が金髪なら従業員さんに示しがつかないとのことでした。正直困惑しましたが、決して悪意はなく何とかしたいという愛情があふれていました。
その時は突然で多勢の方の前ということもあり的確なお返事ができませんでしたが私はこんな風に考えます。
自己主張は人格・技術の両面から一人前になり、自分で責任がとれるようになって初めてできることです。ただしそれは自己判断でなく、社長を含め周囲が認めて初めて一人前です。
人からあらゆることを学び習得する未熟な間は、当然様々なルールに従って修行すべきです。
その修行を乗り越えれば必ず自己主張はきらりと光る個性に変わるはずです。
私自身金髪は趣味ではなく事務所の戦略です。
はいて捨てるほどいる若輩税理士が生き残るためにどうやって覚えてもらうか・・暗くて話しにくい税理士のイメージを親しみやすくするために・・マイナスイメージは一般人の2倍の仕事の信用で克服しています。
「自己主張したいなら一日も早く一人前に、そしてデメリットを克服する覚悟で努力を…」