2007.06.01
清々しい季節、やさしい風がそよぎます。きらきらした新卒社員の笑顔と希望が輝いています。未来に向かって迷いはありません。
自分はどうでしょうか・・ふと耳を澄まし立ち止まってみます。全力疾走しているときには届かない様々な天の声が聴こえてきます。
経営者として業績向上に邁進することは素晴らしいことです。高い目標を掲げることも大事なことです。なぜなら、目標が結果を生み出すからです。
ただ、自分を見失うほど全力で仕事に打ち込み、少しずつ歩むべき道がずれていることにも気づいていません。自分のことは驚くほど自分には見えないものです。
勝者の論理と驕りが蔓延したとき、衰退は静かに第一歩を踏み出します。
今一度何のためにがんばるのか、誰のためにがんばるのか、初心に帰る必要があるのではないでしょうか。
人は自分と自分の愛する人を幸せにするために働きます。自分の愛する人の概念を偽善でなく広げていくことこそ真実の成長だと思います。
大きな夢を現実に変えてゆく・・ 重要なことはスタッフ、お客様そして協力業者の方を問わず、そこに登場する人の顔が笑顔であることです。
人に勝つのではなく自分に克つこと。成功しているときこそ、自己に厳しくあるべきです。
常に自戒の念を持ち続けることが必要ではないでしょうか。