2006.12.01
今年も残すところ一ヶ月たらずとなりました。
今年ほど自分の無力さを痛感した年はありませんでした。私どもの助言を、決して承諾して下さらないお客様にも初めて出会いました。
極端に無理な行為をすれば、将来必ず、会社に悪弊をもたらします。ただし一方的に正しいことをふりかざしてもお客様には理解していただけません。
お客様が大切なお金と引き換えに求めるものは、安心できる解決策と良い気分ではないでしょうか。そして良い悪いの判断基準は期待していたものと実際にうけたものとの差ではないかと思います。
お客様が満足し、良い気分を味わえるような解決策を提供する・・お客様満足の真髄です。
誠意を持って説得すればわかっていただけないお客様はいない・・そんな強い自信を持っていました。今までたまたま、素晴しいお客様に恵まれていただけなのに自分の力を過信していたのかもしれません。裸の王様でした。
万人に受けいれてもらおうなど大それたことは思っていません。ただ早々にお客様のせいにし完結してしまうのは最も危険なことだと思います。そして理解しないお客様を責めるのではなく、こちらに理解していただくまで説明する能力がなかったと反省すべきです。
これからもたくさんの素敵なお客様との出会いが待っているはずです。
一切の猜疑心なく無の心で受け入れることができるよう常にきれいな心でいたいと思います。
「失敗から立ち直る為には 恵まれ過ぎた不幸に 目を覚ますことである」(石川先生)
今日からやり直しです。