2006.07.01
昨日「不撓不屈」という映画を見ました。最強の国家権力である検察庁、国税庁と七年余にわたって壮絶な戦いを続けて勝訴した税理士の故飯塚毅先生の実名小説の映画化です。
現在当たり前のように適用している決算賞与や旅費日当が、先人のゆるぎない信念の基に成り立っているとは微塵も知りませんでした。
「不撓不屈」とはどんな困難に出会ってもひるまずくじけないという意味です。
「税理士がその使命を尽くさないで誰が中小企業を救うのか!」主人公の迷いのない叫びは、くすぶっていた私の悩みを払拭してくれたように思います。
私如きがそんな大それたことを・・それは逃げ口上です。それぞれがそれぞれの器に応じた使命を持っているはずです。
割の合わない仕事だ・・そこまで責任はもてない・・愚痴を言う暇があればできることを続けることです。
小欲にとらわれず自分なりの大きな志を掲げ、感謝に満ちた仕事人生を送りたいと思います。
私は私の能力の限りを尽くしてお客様やスタッフを護ってあげたい・・うそ偽りのない気持ちです。
「人間にとって一番幸せなことは一生を貫く仕事を持つこと」そんな言葉がはっきりと理解できました。
自称幸運の女神の愛情に勝る力はありません。税理士という職業を理解していただく上でも、機会があれば是非映画を観てください。