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2006.04.01

問題と対峙する

最近、仕事をするうえで、即決できない問題がふえてきました。

 しばらく考えても結論が出ないので、とりあえず保留し机の端によせ、次の問題に取り組みます。

 ところが些細な問題でも、放置すれば、放置した時間に比例していよいよ複雑になり混迷してゆきます。

 

 問題が解決しない最大の原因は、そのまま放置していることです。

 迷った場合は、最良といえない行動であれ、とにかく速やかに動くことではないでしょうか。最良の決断がみつからず長くひきずり、よい結果に結びついたことは少ないはずです。

 

 判断基準を「完全性」、「迅速性」のいずれを優先すべきかが鍵となります。そして改めて問題の原因を立ち止まってつきつめるべきです。

 つきつめれば、結局、その原因はすべて自分の問題であったことに気がつくでしょう。

 

 身近な状況に置き換えれば、机の上に書類を滞留させない。机の上から書類をなくすことがスタートではないでしょうか。

 みなさんの机の上はすっきりしていますか。

 

 逃げれば逃げるほど問題は追いかけてきます。それが問題の正体です。逃れる方法はただひとつ、その問題と正面から対峙し取り組み、自分自身の答えを導き出すしかありません。

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