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2006.02.01

赤鬼

 最近特に顕著になってきた傾向があります。自覚症状は極めて少なかったのですが極端にストライクゾーンが狭くなり、日常の些細なことに過敏に反応し我慢できない傾向です。

 先日一番親しい人から高圧的になっていると注意されました・・「イエローカード」です。

 

 日頃お客様にとって最善をと意識するあまりストイックになっているとのこと。逆に自分がお客様側に立ったとき同じ「最善のサービス」を当然のごとく強要しているようです。

 

 ちょっとした言動にクレームをつけ言いくるめ、周囲を緊張させる。巷でそんな人を見ると見た人も嫌な気分になります。そしてそんな態度はきっと自分自身の潜在意識にも働きかけています。

 自然にお客様に最善を尽くしているのではなく、取繕い無理をしていたのかもしれません。

 ある本で読んだ四つのタイプを紹介します。

  1.我慢して文句を言わぬ人

  2.素直に考えて文句を言わぬ人

  3.ありがたさを見つけて自分で考え直して文句を言わぬ人

  4.何を言われても拝んでゆける人 

 

 何を言われても拝んでゆくにはまだまだ修行を必要としますが、せめて、「ありがたさを見つけて自分で考え直して文句を言わぬ人」になりたいと思います。

 

 怒っている顔が「赤鬼」みたいと言われ、鏡を見たら正に「赤鬼」でした。このままでは節分の日に豆を撒かれて追い払われること間違いなし。我慢するのでなく心から肯定し感謝の光をあびれば、きっといつも「えびす顔」でいられるでしょう。

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