2006.01.01
今年の目標はずばり「緊急中毒」からの脱出です。 ある本で見つけた作者不詳の詩を紹介します。
~すべてが重要の悪循環(スパイラル)~
何が本当に重要かわからないから、すべてが重要に見える
すべてが重要に見えるから、すべてをやらなければならない
困ったことに、すべてをやろうとしているところを見た周りの人々からは、
すべてをやってくれる人間と期待されてしまう。
すべてをやろうとすることで忙しすぎて、
何が本当に重要なのか、考える時間がなくなる・・・
人は①緊急な(締め切り期限が近い)仕事②手をつけやすい仕事からしようとする傾向があります。この結果、目が回るほど忙しいのに生産性は上がらず、私生活は犠牲になり、運動や、教養を高めるために読書する時間も取れない・・そんな状態を「緊急中毒」というそうです。
脱出の第一歩は今日の仕事を今日しない。
一度、「今日中地獄」に陥るとなかなか砂地獄から抜け出せません。究極の時間管理法は、いったん地獄に落ちたら今日の仕事を今日しなくてよくなるまで休まない。もしくは潔く仕事を辞めるか二者択一だと思います。そして追いついたあとは、二度と今日中地獄に陥らないために、自分との約束を守り工夫する。
仕事は暇な人間に割り振られるのではなく、信頼できる人を選んでどんどん集まってきます。
「自らの方向性を見出し、自らの人生を生きている」という感覚こそ、時間を管理し、生産性を高めるための最大の原動力だと思います。
固い決意で一年をスタートしたいと思います。