2005.08.01
「設備投資のタイミングは今だ!」と自信をもって実行するときほど注意が必要です。
企業の成績がいい時の特徴が二つあります。第一は需要を甘くみがちであること。第二は金融機関等からいくらでも融資が可能になり、資金管理が甘くなること。
企業が滅びる原因は資金面がほとんどです。投資の意思決定をするのは経営者であり重大な責任があります。そしてその投資を行うタイミングを計るためのツールは財務諸表です。
その中で強く感じることは、利益を把握するだけではだめだということ、財産負債の動きつまり貸借対照表をどれだけ意識しているか。
数字は大変神秘的なものです。よく見ると必ず警鐘を鳴らしています。それに気づくか否かは経営者の努力しだいです。
投資をする際、占いにいくという社長をよく耳にしますが、占いだけでなく、本当の意味で数字を活用する第一歩を踏み出してみませんか。占いも大好きですが、喜んでお手伝いさせて頂きます。