天からの手紙
2021年4月8日
外出自粛が合言葉になって早一年、もはやこれが日常ではないかと錯覚するほど、月日が流れています。時間薬という言葉通り、各人が泣き言をいうのを止め、変化を受容、工夫し、その人なりの不要不急を噛みしめながら、前を向いて暮らし始めたように感じるのは私だけでしょうか。
そんな中、2021年4月8日をもって、Idoは18歳の誕生日を迎えました。
わがままいっぱいの子供だった私が、事務所を18年も続けてこられたことは、奇跡としか思えません。これも一重に我慢強い皆様のおかげです。心からお礼を申し上げたいと思います。
36歳だった私も54歳、ユング先生がおっしゃるところの「人生の正午」をとうに超え、立派に中年の危機 (ミッドライフクライシス)に突入しております。「伝馬空を行く」かの如く、天からの手紙を開けたと信じて疑わなかった私が、このところ、いや待て…これが本当の使命か?本当はまだ天からの手紙を開けていないのでは?そんな混沌の海の中にいます。
天からの手紙という話を初めて聞いたのは2012年3月2日、致知の社長の講演会でした。人間は生まれた時に天から一通の手紙を受け取っている。その手紙には、その人の命の使い方が書いてある。にもかかわらず、その手紙を開けないで死んでいく人がほとんどである。わずか一握りの人がその手紙を開けることができる。一心不乱に働くうちに、天からCALLがあり、天職を授かる。天職は探すものではなく、天から授かるもの…そんなお話でした。
古い殴り書きのメモ故、私の創作も多分に入っているかもしれませんが、私はこの話にいたく感動し、私はすでに天からの手紙を開けている!と確信したのが9年前でした。しかしながら、コロナがもたらした自分と向き合う有り難い時間のお陰で、私にはもっともっと深い命の使い方があるのではないか、まだまだ未来になすべき何かがあるのではないか、そんな私を待っている人がいる、そんな命の使い方を見つけることができる人生を歩みたい、そう強く感じるようになりました。
Idoは新卒採用を初めて4回目になります。会社説明会の代表あいさつで、私はこの天からの手紙の話を必ずします。この話に感動してくれたスタッフと共に、新しいIdoを創っていくことができることは、何より嬉しいことであり、ほまれです。その晴れやかな気持ちにヒントがありそうです。私はもう一度生まれたつもりで、もう一度天からの手紙を開けたいと思います。
皆さんは天からの手紙をもう開けましたか?次回お会いした時、皆さんとそんなお話ができることを楽しみにしています。18歳のIdoを、これまで以上にどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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