易不易
2022年1月12日
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。本年もご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年も、まさかのコロナを引きずりながらの終焉となりましたが、まずは、2年にわたるコロナ禍を、強く逞しく生き抜いてこられた皆様にエールを送りたいと思います。今年こそは、「鬼は~外!!」と、私の絶大なる巫女パワーで必ずやコロナを祓いますので、乞うご期待下さいませ。
「10年後無くなる仕事」オックスフォード大学の論文のニュースが世界を駆け巡ったのは2014年、今から7年前のことでした。ということは、あと2,3年でたくさんの仕事がなくなってしまう可能性があるということでしょうか。7年前ですが、なかなかうなずけるものばかりです。中でも経理・財務系の仕事にはかなり厳しい評価が下されています。
4位 Financial accounts manager 97.6%(AIに置き換わる可能性)
つまり、財務会計(外部報告会計)に未来無し
8位 Book-keeper, payroll manager or wages clerk 97.0%
単純記帳や給与計算支払業務
8位 Finance officer 97.0%財務担当者
26位 Chartered and certified accountant 95.3%
なんと公認会計士がこの位置には驚きです。
27位 Taxation expert 95.3%、ここで税務の登場です。
会計業務のほとんどは、人間性や創造性、対人スキルを必要としないAIでも十分できる仕事だということでしょうか。
しかし、ランキングの中にManagement Accountant、つまり、私たちIdoが探求している管理会計の専門家は登場しません。近いカテゴリーとして・・・
298位 Management Consultant and business analyst 7.0%
AIに置き換わる可能性はほぼないという評価のようです。
経営に正面からかかわり、経営に貢献する、それを抜きにした税務会計、単なる会計技術は必要とされない・・・そういう時代がそこまで来ているということです。
私たち会計業界だけでなく、すべての業種業態に、驚異的な変化の波が訪れようとしています。「既に起こった未来」というピーター・ドラッカーの言葉があります。既に起こった事を観察すれば、もたらす未来が見えてくるということです。
思い起こせば、会計事務所業界も、この30年、激変の波を乗り越えてきました。手書き決算からクラウドまで、一貫して変わらなかった思いは、経営者に数字に強くなって頂き中小企業を元気にする、経営者の参謀役であれ!!こんな時代だからこそ、変化に右往左往するのではなく、数字に対する揺らぐことのない不易の軸を据え、ロボットと仲良くする、様々な易を柔軟にまとう・・・そんな風に、しなやかに駆け抜けて参りたいと思います。
皆様にとっての易不易は何ですか?
そんなことを皆様とお話しできることを、心より楽しみにしております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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