どの山に登るのか
2010年2月1日
私は今伸び悩んでいます。
自然に身を任せれば、明らかに楽な選択をしようとする自分が存在します。
「突き抜ける人と、伸び悩む人の差はなんだろう・・・」
私はいつもお客様や周囲の人を見ていて思います。
どんな人が儲かるのか・・・そんな稚拙な業績至上主義を説いているのではありません。
世の中では中途半端な人がほとんどを占めます。
中途半端とは、かなり努力する層と努力しない層があって初めて存在します。
中途半端が多数を占める領域に生息していると、知らず知らずの間に中途半端が普通になり、その中での価値観が形成されます。
「井の中の蛙大海を知らず」
幸い私には、現状に甘んずることができない環境が常に天から与えられます。
まるで目前で、レッドカーペットの巻物がクルクルと解かれるように、自然と身を置く環境が変化していきます。そのレッドカーペットを脇目も振らず懸命に歩んできました。私自身はそれを使命と認識しています。
しかし、それは私が意識して望んだわけでも、強い情熱が引き寄せたものでもないのです。それが「私の一番の弱点」だと最近ようやく悟りました。
導かれるように歩んできた私には、強烈な願望が欠けているのです。
神様も散々応援してくれたのに、いつまで一皮むけないのか・・憤りを感じて、伸び悩みというお灸をすえているのでしょう。
私固有の使命感と、それに対する思想は幸い明確に持ち合わせているつもりです。不足しているものは、自ら「自発的に歩む情熱」です。
最近教えていただいた言葉が私のすべてを物語っています。
「何もない、しかしすべてある」 byタゴール
すなわち、私の外に何もない、しかし私の内にすべてある。
神様が広げて下さるレッドカーペットの先を見据え、私の内なる良心に息吹を宿すこと。自らが昇る山を自分自身が決めずして突き抜けられるはずもなし。
「どの山を登るのか…」決断すること。
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